【米国株】今年の底は3月だった?【S&P500】
米国株S&P500のチャートを眺めていると、今年早々から徐々に下がり始め、3月初旬から中頃に底を打ち(Wボトム)そこからずっと上昇に転じているように見えます。
もう少し長いスパンでは、昨年10月も大きく下げているので、これと上記の今年3月を合わせてWボトムと言えなくもないので、そこから上昇トレンドに入ったとも言えます。
FRBによる今年の金融引き締めを市場は概ね折込み、ウクライナ情勢も深刻な状況は変わらないものの最悪期は脱し、収拾に向かっているとするならば、
米国株S&P500は今年の底を打ったと判断できるかもしれません。
実際、そのように言われているブロガー、インフルエンサーの方がおられましたし、私もそうあってくれたらなと思います。
ただ注意しなくてはいけないのは、これから予想できないような突発的事象が起こって経済が混乱するということが無ければ、という前提。
所謂、ブラックスワン。これが現れなければの話。
世界を見渡せば、地政学リスク、コロナ変異種、中国経済問題(不動産バブル崩壊)等々、ブラックスワンの卵はそこら中に転がっており、孵化を今かと待っているのかもしれない。
ブラックスワンとまではいかなくても、早々と逆イールド(米国2年債と10年債利回り逆転)が発生したという便りも届きました。
今日で第一四半期は終了。再来月あたりからその決算発表。
実績はともかく、ガイダンスはそんなに明るいでしょうか。
今年はまだあと9か月も残っています。まだまだどんな波乱があるのやら。
そろそろ株爆上げの花見酒の酔いを醒ます頃かもしれません。
投資は自己責任で。