【新NISA】結婚して共働きが断然有利【格差拡大】
円安が続きそうな雲行きです。日銀の植田総裁は前任の黒田氏と同様に、インフレ率が安定的に2%を越えるまで、粘り強く金融緩和を続けると明言しました。
これから電気代もさらに上がるでしょうし、長年続いたデフレは終わり。
それはある意味結構なのですが、インフレというのはお金の価値が下がるというのと同義です。
1万円で買えたものが、来年になると1万円以上払わなければ買えなくなるのです。
その1万円を銀行に預金して、インフレと匹敵するだけの金利を稼げるならいいのですが、日本はインフレになってもゼロ金利という異常事態なので、お金をいくら銀行に預けても目減りするばかりです。
この悲惨な状況で、お金を目減りさせずに済む方法は、ある程度のリスクを許容して投資することしかありません。
幸い来年から新NISAがスタートして、キャピタルゲインや配当にかかる20%の金利は、投資額(入金額)1800万円/人まで無期限に免除されます。
日本円を銀行預金しているだけでは貧乏になるばかり。
新NISAを活用して堅実な長期運用を続けることが、一層必要になるでしょう。
さらに新NISAは成人一人当たり1800万円投資が上限ですから、夫婦なら3600万円も無税で投資可能。このメリットは非常に大きい。
これからは夫婦共働きで新NISAでしっかり資産形成できる人が圧倒的に有利。そうでない人との格差が拡大するのでは避けられないでしょう。
投資は自己責任です。
神頼みだけではどうにもならなくなる衰退日本です。