【米国株上昇】6月FOMC利下げ見送り?
日本時間の今朝の米国株は小確りと上げて終わりました。
これは債務上限問題が概ね解決したからというより、次回FOMCで利上げが遠のいたことの折り込み要因が大きいようです。
債務上限問題解決はとっくに織り込み済みでしたからね。
株は思惑で買って結果で売られる。
市場予想ではこのところ、6月のFOMCでの利上げの可能性が高かったのですが、ここにきてFRB高官から利上げ見送りのコメントが相次ぎました。
とどめはご存じFEDウォッチャー、ニック・ティミラオスさんも見送りを示唆。市場は大慌てでポジション変更したということでしょうか。
インフレ率は依然高く、雇用も堅調。いったい何が利上げ一時停止に向かわせているのか?
FRB内のデータ分析で新たな発見があったのでしょうか。
とはいえ、今晩は雇用統計の発表があります。結果次第でまた方針変更が無い保証はない。
FOMCまで10日以上ありますからね。
いずれにしても、インフレの低下傾向がはっきりしてこないとFRBの金融引き締めは止まらず、株価の上昇も頭打ちです。少々のリセッションは受け入れてもインフレを早くストップしてほしいです。
投資は自己責任です。