【米国株】年末ラリー(株価上昇)への正念場
このところ連騰中の米国株でしたが、今朝は下落で終了。
パウエルさんのタカ派スピーチがあったようで、彼はいつでも株価が上昇して市場が楽観的になると、それに冷や水をかけるような発言をします。
まあ想定通り。
それよりも今日は米国債の入札が不調、長期金利がまた上昇。こちらの方が株価に悪影響だったようです。
民主党のばらまき、放漫財政で債券市場は警戒感を増しているのではないでしょうか。来年は大統領選を前に民主党お得意、大衆迎合ドル札バラマキ加速が懸念されます。
そうなれば金利もインフレも高止まり。株価は停滞することになります。
今日の下げは一旦利確、一休みという位置づけ。
問題はこれから年末にかけて上昇基調を維持できるかどうか。
昨日の失業保険申請件数も予想を上回って、労働市場の軟化の兆し。
雇用、インフレともに落ち着くデータが続き、素直に長期金利が反応してくれれば、株価は上昇しそうです。
それでもこの状況では、年内史上最高値更新は期待薄。
せめてS&P500だけでも年初来最高値を更新して有終の美を飾ってほしい。
サンタさん宜しくお願いします。
投資は自己責任です。