【米国株】S&P500、年末予想6000の危うさ
先日、GSの予想屋さん、別名アナリストが、S&P500の今年年末予想を6000に到達と発表していました。
今年は年初来好調で、年末5000という数字も出始めていて、調子乗ってんなあと思っていたら、6000とは!!!
冷静に考えると、インフレと金利高止まりで、年内良くて最大利下げは3回のみ。
今でも十分高値圏にあるPER が上がらないという前提(=バブルを起こさない)なら、この株価に年末到達するには、EPSが急上昇せねばなりません。
そんなこととても可能とは思えません。直近でもS&P500のEPS は伸びが停滞しています。
となれば、これ以上の株価上昇はPER を上げるのみ。
株価=PER × EPS だからです。
未来のことはわからないし、予想は当たるも八卦当たらぬも八卦ですから、本当に年末6000になっているかもしれませんが、こういった超強気の予想が出てくる時こそバブルが近いと警戒しています。
誤解の無いように申し添えると、米国経済成長の右肩上がりを前提にすれば、いずれ必ずSP500指数は6000を越えるでしょう。
ただそれが、今年の年末の約9か月後というのは無理があるというのが私の考え方で、もしそうなれば恐らくバブルに近いでしょう。
投資は自己責任です