【悲報】アメリカ企業でも減益は避けられないよね
今年はまだ4月の半ばです。あと優に8か月以上も残っているわけですが、まだまだこのコロナ問題は一波乱も二波乱もあるというか、すんなり夏になればきれいさっぱり、ウソのように無くなってる、という具合にはなりそうもない。
だとすれば、ここから派生的に起こる不快な現象、たとえば原油安とか失業者増、倒産なども、これから少なくとも数か月は覚悟しなきゃいけない。
そうなれば、コロナの影響による旅行、レジャーは当然、それ以外のいわゆる不要不急の贅沢消費なんてのも盛り上がらない。
アメリカGDPの7割近くは個人消費ということなので、アメリカ経済はやっぱり今年いっぱい、つらいんじゃないかと。
ということでちょっと不吉な記事を発見してしまいました。見なけりゃよかった。
記事が消えてしまって、取り出せないのですが、どこかのアナリストが試算していて、今年米国企業のEPSが30%下がって、PERが16くらいだと仮定すると、
S&P500は2000を大きく割ってしまう
という内容です。
EPSの30%減というのは、自社株買い無しの30%の経常減益と言い換えれば、今年ならあり得ないとはいえないですよね?
ちなみにもう少しマイルドに20%減なら、2000より少し上回る。
うーん、なかなか厳しい試算ですね。
ただ、これからコロナ終息に向けて明るい話題が増え、企業業績もどん底を脱したなら、センチメントは上がって、自ずからPERも上げてくるとは思うので、この試算が必ずしも当たる、現実となるわけではないと私は思います。いや思いたい。
まあそうなったらなったとき、こればっかりは仕方ない。
そう思えるのは、無理せずS&P500インデックス長期投資なればこそです。
投資は自己責任でいたしましょう。