毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

【ゴールデンウィーク特別企画】V字回復シナリオ

今朝のS&P500もそれなりにしっかり上がって終了。VIX(恐怖指数)もまだ高いとはいえ30半ばまで下がっている。




アメリカだけでなく、ヨーロッパ、アジア、オセアニアでre-open、re-startの動きが次々と伝えられ、少なくとも株式市場は楽観的




一方で原油先物市場は再度大幅下落。2Q(4〜6月期)の業績予想は悲惨。主要各国で記録的失業者発生が確実。etc.




足許の景気動向は大恐慌並みというのも誇張ではない様相。




前例無き金融緩和、企業支援、そしてなにより新型コロナ収束への希望が今の株価を支えているのでしょう。






〇第一波終了

とりあえずは北半球の夏に向けて第一波は終息に向かうと仮定。上手くいけば夏休みの需要期前に国際航空便もそれなりに復活し、ビジネスや観光で国際間の往来が九分どおり戻るところまでになるかもしれない。




そこまで来れば、原油価格などエネルギー問題も解決しているだろうし、今回一番被害を受けた、ホテル、レストラン、観光、航空等の産業も息を吹き返し始める。




もちろんそれよりずっと前に製造業は復活するはず。中国、韓国、台湾では既に生産活動が戻っている。アメリカでも5月半ばから自動車生産が再始動と伝えられている。



このように考えると、S&P500は3月の最安値から殆どV字回復して、夏ごろには軽々と3000の大台を超えてくるのじゃないかと!?



上記の新型コロナ第一波終息シナリオは楽観寄りではあるけれど、どうも新型コロナは湿気と暑さに弱いらしいので、全く非現実的とは言えないのではないか、と思う。






▲忍び寄る第二波

株高とレジャーに浮かれる夏が終わると秋。ヨーロッパ(中部以北)もアメリカ(ニューヨーク、シカゴなど)も秋はあっという間に訪れ、過ぎ去り、10月も半ばになると冬のように寒い日が多くなる。



完全に消えたわけではない新型コロナが息を吹き返し、油断した人々に再び襲い掛かるのもこの頃。




どう楽観的に見積もっても、この時期にワクチンは完成・量産は出来ていないとすると、またパンデミックが始まり、世界のそこかしこでロックダウンが始まるのか。また同じ悲劇の繰り返しか?






◎第一波と第二波の違い

保守的に見て、前記のとおり今年の秋から始まる第二波にワクチンは間に合わないとの前提のもと、第一波と第二波との最も大きな違いは、その頃は富士フィルムのアビガンとギリアドサイエンシズのレムデシビルが確実に各国で承認されているということ。アビガンなどはすでに量産をかけており、その頃には入手性にも問題は無いはず。





期待されているようにアビガン(経口投与)が軽症者の9割以上に有効であり、もし重症化してもレムデシビル(点滴投与)により回復可能であれば、新型コロナは季節性のインフルエンザと大差無い、と想定できないだろうか?




現代においてインフルエンザが流行ってロックダウンしたり、医療崩壊することは少なくとも先進国では有り得ない。ならば新型コロナもインフルエンザ並みにコントロール可能なら経済活動にほぼ全く悪影響は及ぼさなくなると言えるのではないか。第二波恐るに足らず!?


そうなれば11月にはトランプ再選、経済も順調に伸び、クリスマス休暇前にはS&P500年初来高値更新。








夢のようなシナリオを思い描きました。個人的には8割くらいの確率で当たるのではないかと密かに思っています。





投資は自己判断で。