2つのクリスマスプレゼント
懸案のブレグジットはEUと英国間でギリギリのタイミングとはいえ、合意が達成されました。
とても大きなクリスマスプレゼントですね。
その割には株式市場は反応薄。織り込み済みだったのでしょうが、決裂による大暴落を避けられたと思えば御の字。
これでヨーロッパ経済社会の大混乱は回避できました。
でもイギリスはこれから前途多難です。
ここで大英帝国の底力を出して、栄誉と繁栄ある孤立を達成いただきたいと期待しています。どうなることやら。
海の向こうのアメリカではコロナ対策9,000億ドルの財政出動について、民主・共和両党が合意しました。これもビッグなクリスマスプレゼント。
これですんなりと思いきや、なんとトランプ大統領は拒否権発動を表明。給付金600ドルを2,000ドルへ増額要求。合わせて無駄な出費は削れとのこと。
給付金増額に限れば民主党は歓迎だとか。
ただしトランプさんが拒否権発動しても、上下両院のスーパーマジョリティ(三分の二以上)で覆ります。
株式市場はあまり気にしていないのか、特に大きく上げも下げもないですね。
一応、クリスマスに大きな2つのクリスマスプレゼント、としましょう。