今年の米国株価予想など
株式インデックス投資家としては、今年の株価がどうなるか気になるもの。
10年以上の長期投資なら関係無い、気にしなくてよいのでしょうが、もし確実に上がる、下がるとかわかっているなら、安値で早く買っておくとか、下落するまで待つとかしたいのが人情。
そんな確かな事などないので、山をかけて失敗しがちなのは判っちゃいるけど。。。
さて今年の米国株価(S&P500)予想。
これまで見た限りではアナリスト、金融機関等、評論家、素人さんまで、全て程度の差はあっても上昇と予想されている。下落する理由を探して年初より安値で終わると、客観的、具体的に論旨展開することは現時点では困難。
それは良くわかるよ。
しかし、世の中何が起こるか分からないのも事実。それに1年間1本調子で上がるとは限らない。
普通に考えれば恐らくこの1年も、多かれ少なかれ上がって終わるのじゃないかな?くらいに思っておくのが安全でしょう。
それより個人的に気になるのが米国株価の中期的(2年~5年)動向。
1.民主党政権がこれから4年続くことは変えようのない現実(ジョージア州上院選挙の結果如何はともかく)であって、いずれにしても財政は拡張気味(バラマキ気味)に運営される。
2.実体景気が回復し雇用が戻れば、自ずからFRBは利上げに動くし、その前にも長期金利は上がっているはず。
これらを前提にするならば、株価の調整局面は数年以内に起こる、さらにドル安基調が続くと考えられる。
円から投資する場合、米国株価調整局面とドル下落が同時発生すれば新規投資には有利な反面、保有資産は円高と株価下落のダブルパンチを受ける。
ということで、このあたりは注意して、フルインベストは避けて、追加投資資金は少し残しておくのが得策ではないかとは思っているのが現状。
個人的意見です。投資は自己責任で。