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緊急事態宣言は出たけれど

首都圏は先週、関西圏(大阪、兵庫、京都)は明日にも緊急事態宣言が発出されます。


これまで世間一般は、なかなかテレワークが進まず、通勤電車の混雑が気になっていました。事情は有るのでしょうが、明らかに体調が悪そうだったり、咳、鼻水の止まらない人など、近くに乗り合わせると恐怖でしかありません。


緊急事態宣言で無理な出社や登校を禁止し、テレワークを採用する企業が増えてくれることを期待しています。(ちなみに私は昨年2月以降、ずっとテレワーク継続中で、出社日は多くて週3日、普通は週2日程度です)


首都圏、関西圏とも実質的には程度の差こそあれ医療崩壊は既に起こっています。医療資源にこれ以上の感染拡大を許容するゆとりはありません。


よく、民間病院はコロナ受け入れしていないと批判されます。大規模民間病院なら、少しくらいは頑張りしろ有るかもしれませんが、圧倒的多数の小規模民間病院、急性期対応していない病院は、いつ重症化するかわからないコロナ患者の受け入れは非常に困難です。


さらにゆとりのある病院でも、新たにコロナ患者受け入れには徹底した院内感染対策が必要で一朝一夕にはできません。


政府、厚労省、医師会、病院協会等々は連携して去年の夏のうちに対策しておくべきだったと思います。



ところで、緊急事態宣言で最も不可解なのは夜8時以降の飲食店営業自粛要請。


厚労省は真昼間から営業しているカラオケ店が高齢者で大繁盛していること、昼呑み酒場がいくらでもあり、主にリタイア層で賑わっていることをご存じ無いのでしょうか。


こういったところは全く野放し。危機意識に乏しい人が酒の力を借りての高歌放吟、おしゃべりに興じています。


酒は入っていなくとも、ファミレスではランチ、お茶にと延々と女子会グループが会話を楽しんでいます。


夜8時前でも感染リスクは飲食の至る所にあります。


規制すべきは飲食時間ではなく、飲食の仕方です。


時間制限ではなく、飲食の場での会話を禁止さえすれば、何時であってもコロナは広がりません。


消毒、ディスタンスは十分取ることは最低条件として、飲食店ではおひとり様限定、スマホ等での通話含めて会話厳禁として、そのかわり時短営業自粛は止めれば良いと思います。


そうすれば、自治体の時短協力金など不要になります。


さらに飲食店も、おひとり様需要を喚起出来、あらたな需要開拓になると思うのですが。