いまでもごく偶にバフェット太郎さんのブログを見ることがあります。

氏は早くから米国株やバリュー投資に目をつけ、それをブログ、書籍、YouTubeで巧妙にマネタイズする草分け的存在と思っています。

何人スタッフを抱えてされているか分かりませんが、上手く廻しておられるなと感心しています。

ご自身の投資より、メディアビジネスの方が余程儲かっているんじゃないかな？と邪推しています。

ところでバフェット太郎さんのブログは、一見ビットコインを激押し、アフィリ稼いでいるように見えています。

たしかにそうでしょうが、だからと言って氏は何が何でも資産をビットコインに突っ込め、と言っているわけではないことを発見して意外でした。

資産の１〜２％をビットコインにと推奨しておられるのです。おそらく一般の方を対象に言っておられるのでしょう。

ビットコインは歴史も極めて浅いため、そもそもボラティリティがどれ位か計算するデータが十分とは言えないです。あえていえば「めっちゃボラ高い」。

だからこそ、大暴騰も大暴落も有り得る。

昨今はビットコインの将来性が喧伝されており、長期的資産価値が出てきているように見受けられますが、どうでしょうか。

民間の仮想通貨は従来の通貨の代替機能を有するものです。既存通貨の番人は基本各国の中央銀行。さらにその親玉？にIMF。欧州はECBが頑張っています。

今はまだマイナーな存在である仮想通貨も伝統的各国通貨とは潜在的に利益相反する存在ゆえに、そのプレゼンスが大きくなった時にどういう扱いを受けるのか、各国が独自の仮想通貨を持ち出して来たら、などと考えると、バフェット太郎さんの資産１〜２％を、というのは良心的なアドバイスと思いました。

ビットコインに投資するのは、せいぜい宝くじ買うようなものか、といえばそれよりは良い様に思います。

宝くじのように投資金額が何千倍、何万倍にはならないでしょうが、何倍、何十倍になる可能性ならずっと大きい。

宝くじは外れれば（大概はずれ）１割ほどしか戻ってこないが（3000円でジャンボを買って300円は戻る＝3000円の投資が十分の一となる）、ビットコインは万一、価値が十分の一となったとしても、それで終わりではなく、継続保持すれば最低でも少し戻す可能性が高い。

ビットコインは特定口座では買えないようなので、税金が面倒ということもあり、私は買う予定はありませんが、宝くじやギャンブルに嵌っている方は、改心してビットコインに変えられるのも良いのではと思ってしまいました。値動きは結構スリリングなので、ギャンブル忘れられるのではないかな。

少なくとも、たばこの代わりの禁煙パイポくらいにはなるでしょうか。

ギャンブラーさん悪口ごめんなさい。趣味でやられている程度なら良いですよね。

ビットコインへの投資もどんな投資もギャンブルも全て自己責任です。