波乱は無しか?4月最終週のFOMC
今週4月27、28日とFOMCが開催されます。
前回は3月中頃で、わずか1か月少々しか経っていません。FOMCは年に7回。完全均等割りで開催されるわけではないので、今回のように間が詰まることもあります。
この1か月で何か世間や市場を大きく揺るがすイベントがあったわけでもなく、景気の回復は想定内もしくは想定を上回るペース。
アメリカに限ればワクチン接種も非常に順調にハイペース。
実体経済の回復がいよいよ鮮明、本格化していく、という流れでしょう。
普通に考えれば、今は金融緩和フル稼働状態であり、この先も景気強気の見通しなら、そろそろテーパリングとかインフレ懸念への言及などあっても不思議ではないです。
しかしそこはハト派というか経済的弱者に優しいパウエルさん。
今回も前回と同様にあくまでも雇用重視、デフレ脱却最優先、いまだに経済は完全に回復状態とは言えない云々、というメッセージが繰り返されると予想します。
従って、波乱は無し、と思います。
株価がそれで上がるか下がるか?
常識であれば買い安心感で上がるはずですが、どうでしょう。
そろそろ株も達成感、頭打ち感、材料出尽くし感があって、利確の売りが入るか?
結局は反応薄のような気がします。
投資は自己責任です。