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【円安】銀行預金が絶対安心とはいえない

ウクライナ侵略に対するロシアへの経済制裁により、ルーブルの価値は大幅に下落し、1ルーブル=1円もつかの間、直近では0.8円ほどになっているようです。


侵攻前は1ルーブルが1.5円近辺でしたので、非常に大幅な下げ。ロシアでは連日の物価上昇に庶民の生活は日々苦しくなっているようです。


ルーブル暴落に対抗するには、外貨や金などの資産を買うという方策もありますが、経済制裁でそれも思い通りにはゆかず、車や高級家電、さらには保存食までが買い漁られ、それがさらにインフレを悪化させています。


ロシアがウクライナから去らない限り、この状況は改善せずルーブルは限りなく紙切れに近づくでしょう。


通貨の信用が落ちるというのは本当に恐ろしいことです。




日本では相変わらず貯蓄信仰が強く、株式などの投資はリスキーであると嫌われる傾向にあります。昔よりはましになったとは言え、欧米に比べればまだまだです。


銀行預金は元本保証があり、さらに1千万円まではペイオフで保護されているので安心。デフレなんだから金利が無くても仕方ないと思考停止に嵌っています。


そんな日本に円安がひたひたと迫っていて、ついに1ドル=117円を超えました。自分は海外旅行に行かないから関係ない、というお気楽情弱バカは少なくなっているでしょうか、まだまだ危機感が足りないと思います。




日本はエネルギーも食糧も原材料も大きく海外に依存しています。


円安になれば、これら必要不可欠な財を割高な値段で輸入せざるをえず、それはインフレに直結し、国民の生活を直撃します。


円の銀行預金だけしかない、またはあっても資産は土地(日本の)と日本株だけ。


こういった人はいまだに大多数。その方達は円安の影響をもろに受けるのです。


日本人の給料も年金も日本円。円安だから来月から給料はドルで払ってあげるという、奇特な会社など聞いたことありません。




このような事態に対処するには海外資産への投資しかありません。


米国株、米国債券、全世界株などのインデックスに投資しておくことで、日本の衰退と共にやってくる、さらなる円安に対処可能です。


これから日本人は最低限生きるためにも海外優良資産への投資が必要な時代になるでしょう。




投資は自己責任です。