【米国株】ロケットスタートの10月
今日は久しぶりの清々しい朝でした。
米国株は大幅な上げ。先週末まで不穏な空気が漂い、さらに安値更新かと恐怖で迎えた週明けでした。
とりあえずは戻して一安心といきたいところですが。
そう簡単に問屋が卸してくれるでしょうか。
そもそも今の米国株安は、FRBが人為的に金融引締めと市場へのタカ派メッセージによって誘導した側面があります。
FRBは景気やインフレセンチメントを冷やしたいので、株価があまりに右肩上がりになると困るのです。
市場が楽観ムードになると必ず叩きにきます。
幸い?いや不幸なことに今週は、あの超タカ派クリーブランド連銀総裁のメスター女史の講演があるそうです。どんな発言が飛び出すやら、株式市場に思いっ切り冷や水どころか氷水がぶっかけられるかもしれません。
さらに週末は9月の雇用統計発表。
強い雇用状況が続き、賃金も高止まりしていると巷では予想されているようです。
勤労者にとってはグッドニュースも、今の株式市場にはバッドニュース。
綺麗な右肩上がりでなくても良いから、下値だけは掘らないで欲しいというのが、今の正直でささやかな願いです。
投資は自己責任で。