【米国株】今年の最安値不安は無くなったかな
冷静にいきましょう。(笑)
NASDAQの7%以上の上げなんて見た記憶が無いです。
それでも今まで下がるだけ下がってましたから、たとえば半年とか1年とか長期のチャートを見ればどん底。
10月度CPIにしても、予想より良いとはいえ、まだまだ総合は8%弱、コア6%強という高い水準で、FRBがターゲットにしている2%は遥か彼方。
グラフでも見て取れるように、CPI総合ははっきりとした下落トレンドですが、一方でコアCPIはまだまだ。気を抜く段階にはありません。
12月度も着実に下がれば良いですが、予断は許しません。
中間選挙はあれだけ民主党劣勢が伝えられたのに、あけてみれば共和党が伸び悩み、上院は民主党が過半数の勢い、下院はギリギリ共和党が土俵際残ったか、という接戦。
株式市場が失望売りしたのは、昨日のこと。
株式市場にあまりの楽観が広がると、FRBが必死で抑えにかかることは経験済み。
ゆえに、あまりに浮かれず、むしろちょっと不景気なくらいでインフレが収まる方が長い目でみれば得だよ位に考えていようと思います。
それでも、少なくとも年内は年初来最安値とかの懸念は無くなったのではないでしょうか。
安心感があるのは何よりです。
でもドル安円高で、日本人の円建て米国株含み益はあまり増えてないですね。
投資は自己責任です。