【米国株】ハイテクグロース株の爆発力とリスク
米国株は小幅ながら上昇して引けました。
今日の注目はなんといっても昨日決算発表があったエヌビディアではないでしょうか。
僅か1日で12%もの上昇、昨年10月の安値からは約7割アップと報道されています。
ハイテクグロース株のポテンシャル発揮。同社の既存ビジネスはそれなりでも、本格的AI時代を迎え優位性が期待されています。
このような大化けともいえる成長はハイテクグロース株の醍醐味。マクドナルドやコカ・コーラ、アルトリア(タバコ)では、こうはなりません。世界の人がいきなり2倍ビッグマックを食べだすとか有り得ないです。
けれども諸刃の剣。期待の新技術がコケてしまったり、そもそも期待が大きすぎてPERが高すぎて調整が入ったり。株価は爆下げ、崩落になることもあります。
このようにジェットコースターのハイテクグロース株ゆえに、個別株として投資するのは当たれば大きいものの、リスクも同様に考慮しておかねばなりません。買い時、売り時の見極めも必要。
その点、NASDAQ100インデックスならば主要ハイテク株に時価総額平均で投資可能なので、個別株よりボラティリティは随分小さくなります。
これまでのように米国を中心にハイテク企業が革新的商品で新規市場を創造し、経済成長を先導するなら、長期投資でS&P500インデックスをアウトパフォームすると期待できます。
ただし、それでもNASDAQ100の値動きは荒く、多くの一般投資家は下落時に怖くて途中で損切してしまうでしょう。
何に投資するにせよ、長期的に資産形成に取り組む際は、自分のリスク耐性、許容度を注意深く判断し、決して無理しないことが最重要と思います。
特に投資に不慣れな我々一般人は含み損過敏症。ハイテクグロース株やNASDAQは程々に控えめが良いかもしれません。
投資は自己責任です。