【新NISA】SBIグローバルアセットマネージメントさんから新商品の発表
現時点での詳しい内容は以下のプレスリリースをご覧ください。
今回のSBIさんの新商品は、来年からの新NISAを睨んだ商品ラインナップの充実と理解しています。
同社は既に米国株や全世界株の王道ともいえるインデックス投信は発売済み。
ですので、新たな11投信を俯瞰するといずれもニッチ商品という印象を受けます。大半の顧客ニーズは米国株と全世界株のインデックスで十分ではあるものの、よりきめ細かいニーズにマッチした商品も一定規模の市場は有るはずだという判断でしょう。
このような商品の充実は新NISAが後押ししていることは言うまでもありません。これから日本においては、いよいよ資産運用が一般化し市場が爆発的に拡大することを見越してのことと思います。
私個人的には、米国株をメインとしたインデックス投資の長期運用で老後資産を形成するという基本スタンスは変わらないものの、後期高齢者以降の本当の高齢者になった時に、インデックスとはいえ、暴落リスクが常につきまとう株式だけの運用に精神的に耐えられるだろうか、残り時間が限られている中で、株価が回復するまで余裕を持って待てるだろうか、という懸念が拭えません。
これまでは保有している株式インデックス資産と現金の比率、いわゆるアセットアロケーションのみ調整して対処しようと考えていたのですが、新NISAが出来たことによって、これを預金口座や財布の様に上手く活用すれば、無駄に現金を寝かせておくことなく、さらにより効果的なリスクヘッジも可能ではないかと考えはじめました。
例えば、今回のSBIさんの新商品は、ゴールドや債券の投資信託が充実しています。さらに人気のヴァンガード米国増配株式インデックスETFのVIGに連動した商品もあります。
これらを新NISAに取り入れていければ、高齢になった後も暴落を過度に怯えず、賢い資産運用を続けられるはずです。
老後の資産運用の環境が充実し本当に良い時代になりました。これで金融所得税の増税が無ければ言う事無しです。無理かな。
投資は自己責任です。