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【新NISA】株高円安は程々が良い

今週はアメリカの独立記念日で静かなスタート。週末に雇用統計の発表があるので、注目といえばそれくらいでしょうか。


そういえばISM製造業指数の発表ありましたね。


ISM製造業指数は8か月連続で下落、昨年10月以降は基準の50を下回っているので、景況感は悪く、しかも悪化を続けているのです。



先日、拙ブログでご紹介した、製造業PMIも非常に似た状況であって、好況、株高の盛り上がりから取り残されていることがいよいよ明白で先行きも暗い。


一方で直近の非製造業ISMは未だ発表されていませんが、50を割る可能性はそれほど高くなく、人件費とコアインフレ率の高止まりも加勢して、さらなる利上げは避けられない。





将来の予想しても当たらないのは承知の上であえて言わせてもらえれば、さすがにこれだけ高金利が続けば、体力の無いところから息切れするのは自明。まず製造業が苦しくなり、そのうちに非製造業でも小規模なところから変調が起こるでしょう。


銀行セクターも不安再燃の可能性だってあります。


今年は乗り切っても来年は利上げ停止から、利下げへ。


そして企業業績の悪化による株安が無いとはいえません。


そうなればドル円相場も円高方向に向かうでしょう。




円高と米国株安。既に多額の投資をしている投資家には辛いところです。


一方でこれから新NISAで投資デビューをする方々にとっては、有利な条件で投資が始められます。相場の頂点で買って下がるより、最初は苦しくても、徐々に改善する方が投資初心者にとっては、継続モチベーションの後押しになります。


今年は既に株価は大きく上昇し、円安で外貨資産の円建て額は膨れ上がっています。


これがさらに進むより、株高、円安は程々のレベルで、来年の新NISAがスタートすればよいと私は思っています。




本音を言えば米国株高は続いてほしい、これ以上の円安は勘弁かな。


投資は自己責任です。