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【米国株】次回FOMCの結果待ち

今日はアメリカはレイバーデーで米国株取引もお休みでした。


直近の重要イベントといえば、次回FOMCは2週間後。今週はそれに向けてFRB幹部、各地連銀総裁の要人発言が続くでしょうが、あまり気にしても仕方ありません。FOMC直前になると、規定によりFRB要人の発言は禁止となるので、それまで好き勝手言っているだけと聞き流すが吉。


次回のFOMCは利上げ見送りはほぼ決定の状況。焦点はその次の11月の利上げ有無。それでもパウエルさんは断定的なことは言わないでしょう。




FRBの金融政策については、様々な情報が溢れて雑音も多いです。


そんな時はまず冷静に基本に戻って考察すること。


パウエル議長が一貫して発しているメッセージは、FRBのインフレターゲットである2%にコミットするということ。


インフレ2%台への下落と定着がはっきりするまでは、よほどのことが無い限り引き締めの手は緩めないということです。「よほどのこと」、というのは景気の急激な悪化により失業者が街に溢れるといった状態。


アメリカの雇用は依然強く、そのような事態になるのはずっと先。早くて来年の後半か?


一方でFRBがインフレ指標として重視する、コアPCEデフレーターは直近の7月で4.2%と高止まり。ちょうど1年前、2022年7月はどうだったかといえば、4.6%。


あんまり下がってない。


2%は遠い。




アナリストや投資家の間では、年末にかけて米国株上昇。史上最高値更新という景気の良い話題も出てきました。


本当にそうなれば良いですが、FRBの引き締めスタンスは簡単に緩むものでもなく、年末にかけても大きく変わらないでしょう。


私としては株価上昇へ過度な期待をせず、何があっても平静に粛々と投資継続だけです。


投資は自己責任で。