【円安】今週末の米国PCEの結果次第で為替介入か?
円安ドル高が止まりません。このところずっとジリジリ円安が進み149円突破、節目の150円目前。
FRB の金融引き締め強化、長期化が既定路線、一方の日銀は、粘り強く金融緩和。
円安になって当然なのです。問題はどこまで円安が進めば、日本の財務省がアメリカ財務省のお墨付きを貰って為替介入出来るか。
日本財務省は警戒レベルを上げ続けていて、次のステップはレートチェック、それでも駄目なら為替介入、具体的にはドル売り円買いオペとなります。
日本政府は多くのドル資産を米国債で保有していて、アメリカとしては金利上昇が進む中、日本の米国債売却は歓迎出来ません。
日本としても、貴重なドル資産を易々と売ってばかりもいられません。円高阻止の円売りドル買いとは真逆なのです。円ならいくらでも刷れるが、ドルはそうもいきません。
ポイントは今週末の米国PCE 発表でしょうか。インフレが予想以上で米国金利が急上昇、投機筋が一気に円売り、150円を大きく超えてくれば介入の可能性があるとみます。
それでももちろん、ファンダメンタルズは円安なので急激に円高になることはなく、良くて145円。下手すれば円安食い止めるのがやっとではと思っています。
素人予想です。投資は自己責任です。