【欧米株】理由は様々、一転強気
昨日の欧州株は大きく上がって全面高。このところ長期低迷が続いているので、何故今と思わないでも無い。
欧州で特に不調なのはドイツとイギリス、それにイタリアでしょう。
ドイツを筆頭に欧州各国は中国への依存が高く、株価を抑える要因ですが、昨日は中国経済対策のポジティブなニュースがあったようです。
今のところイスラエル紛争の影響は限定的で原油価格は落ち着き、インフレも長いトンネルの先が少し見えた、こういった要因が上手く重なった上げかも知れません。
個人的には持続性については、?ですが。
アメリカの株高は何と言っても利上げ観測が後退したこと。
連日FRB要人の発言が報道されていて、以前よりハト派寄りが目立ちます。
とりわけ、最近の長期金利上昇は金融引締効果を増幅している効果有の指摘は目新しく、インパクト大。
タカ派のウォラーさんやメスターさん(FOMCメンバーではない)の舌鋒鋭さも影が薄い。
最近ではボウマンさんが最もタカ派寄りでしょうか。
他の方々は表現は異なれど、もう利上げ止めと言わんばかりです。
前回FOMCとは様変わり。まだCPIもPPIも発表されていないのにね。
ヨーロッパもアメリカも何かあれば、また急に風向きは変わります。
一喜一憂しても仕方がない。淡々と投資継続するのみ。
投資は自己責任です。