経験豊富な外国株式投資家の皆様には常識だったのかもしれませんが、初心者以下の私にはちょっと驚きだったのがウォーレンバフェットさんのポートフォリオ。

最近のネット記事によると彼の会社（Berkshire Hathaway）の株式ポートフォリオの43%がアップルで占められており、その総額は約910億ドル。

アップルはもちろんポートフォリオのナンバーワンで二位はバンカメだそう。バンカメの割合は記事に書いていないのですが、３位以下を全て足してもアップル保有割合に届かないということなので、仮に３位以下のトータルをアップルより１％少ないと仮定（あくまで仮定です）すると、バンカメの比率は最低15%と言ってよさそうです。それでもアップルの半分にも満たないです。

非常に偏った株式ポートフォリオであることに改めて驚愕しました。勿論、全ての資産を株にフルインベストしているわけではなく、キャッシュも大量に保持しているので、リスク管理は怠りないとはいえ、株式だけみると攻めてるな！と思います。

以前彼はこう言ったそうです。

Warren Buffett once said that “diversification is protection against ignorance. It makes little sense if you know what you are doing.”

「多角化(ここでは分散投資という意味でしょう)は無知からの防御。自分に確信が持てるなら意味はない。」

よくバフェット氏はS&P500インデックス投資を推奨していると言われますが、それは自分亡き後に残された者へのアドバイス。遺族は彼のような投資の専門家でも天才でも無いことを想定しての発言です。

自分は絶対の自信があるので、S&P500インデックスではなく、これは！という銘柄に投資資金を集中するということでしょう。

でもそれがアップルとバンカメって、百歩譲ってアップルは良いとして、なぜバンカメなのか、ド素人の私には希代の天才投資家、Oracle of Omaha（オマハの賢人）のお考えは理解できません。

でも、無知蒙昧な私は氏のお言葉に忠実に今日もS&P500インデックス投資信託の毎日積立を粛々と続けます。