ソフトバンクはクジラなのか?
ソフトバンクがアメリカ大手ハイテク株のオプション取引していた件について、ニュースやネットで情報を見ています。
正直、イマイチ解りません。コールとかプットとかオプションの基本概念くらいなら理解できますが、プロの世界で複雑なオプション、デリバティブ取引などやったことも無いし、これだけ専門的で特殊な業務となると、実務を経験していないと、まず判断することは不可能でしょうね。
加えて、未だにソフトバンクの取引の全容は、第三者からは、完全に把握されていない、情報開示されていないようで、元ウォールストリートの何とかさんとか、その道の玄人さんでも推測しか出来ないようです。
そんなこんなで、これからソフトバンク株がどうなるとか、同社が投資していたハイテク株がどうなるとか、私は全く予想できないし、多分、誰も正確に当てられる人は居ないんじゃないか、というのが、現時点での私の認識。
ところで、この件について、外国メディアはソフトバンクを(今回の投資行動を)、ホエール(クジラ)と表現していて面白いなと思いました。
よく日本の株式は何頭のクジラが買っているから下値不安無しとか言われます。ここで言うクジラは大規模公的基金のことで、GPIFや日銀、共済組合など、大きなクジラが餌をがばーっと一飲みするようなイメージで買い占めている表現。
この表現の出所は英語だったんだ。
一つ賢くなったのと、果たしてソフトバンクはクジラほどインパクトがあるのかという疑念。
GAFAMだけで日本の株式時価総額を易々上回る。テスラ株の時価総額はもうトヨタの2倍になろうとしている。
そんな大規模市場で、いくらソフトバンクとはいっても、たかが日系1社の投資行動がクジラに例えるほどのものなのか。
せいぜいマグロ程度だと思うのですが。。。
まあ、クジラかマグロか、はたまた鰯(イワシ)レベルなのか、レイバーデイ明けの株式市場が答えを出してくれるのでしょう。
明日朝の米国株チェックが楽しみです。4時ごろに目覚めてしまいそうです。