今週も３週間連続でS&P500は下落。とは言っても下落幅はそれほど大きなものではなく、

今週初めが3400弱。

今週終値が3319ほどですから、マイルド下落。

ちなみに最高値を記録した９月始めが3580なので、まだ１割下落にも満たない。

それにレベル的には、８月前半と同じくらいですから、十分高い。（と僕は思う。）

強気相場終わりの始まり？

ただ気になるのは、S&P500指数が２月の暴落以来、初めて50日平均線を割ってしまったところ。

これまで、ギリギリで反発していたので、これはたいへん心配な兆候（注、高橋ダンさん曰く）だそうです。

ここを割ると、サポートを失い一層下落する懸念が大きいのだとか。

この予測はチャート分析であり、過去の経験則に基づくものですから、もちろん必ずそうなる、というわけではありません。しかし十分傾聴には値するでしょう。

●　FOMCが終了し、金融面で新たな材料は当分無し。
●　コロナ対策の財政出動は、大統領選前の政争の道具にされ当面実施見込み無し。
●　コロナ感染者高止まりでインフルシーズン突入。
●　失業給付申請も高止まり、消費、住宅投資の改善停滞。

あまり明るいニュースは無いですね。

頑張っていたハイテク有力株も、直近１か月ほどは寧ろ足を引っ張っている。

週が明けて、
投資家はこの下げを買い場と捉えて買いに向かうのか？
悲観が支配し、利確、売りの動きが加速するのか？

なるようにしかなりません。私の当面のスタンスは下げれば強気で買う。上がれば慎重に構えるということ。臨機応変に対応したいと思います。