毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

対照的な2つの米国経済指標

昨夜、8月の米国新築住宅販売戸数が発表され、前月比4.8%増。
しかも14年ぶり!!の高水準でした。




一方で一昨日発表された先週の米国失業保険申請件数は、予想の84万件をも上回る87万件。
コロナロックダウン直後、一時は600万件にもなった同数字。そのころから見れば一見改善しているように見えはするものの、9月に入ってからは80万件台で高止まり。しかもこの数字はリーマンショック時ですら到達していない高水準なのです。



このギャップは何なんだ。

こういったデータを見ると、景気が悪いということも単純ではないことを痛感します。


コロナにあまり影響を受けない業種に従事する人は、株高と低金利で大きな恩恵を受け、積極的に住宅購入している。


逆にコロナに直撃された方々は、失業し途方に暮れるしかない。




マクロ視点で米国経済全体でみれば、マイナス成長ですから、大半の庶民は困っている人の方が圧倒的に多い。


お金持ちは益々豊かに。そうでない人はせいぜいそれなりに、大半はより貧しく。


これを全て自己責任。運が悪いから仕方ないで片付けられるものでしょうか?


アメリカ国民が決めることで、外野から内政干渉することで無いのは重々承知ながら、弱肉強食の共和党、トランプ大統領を密かに応援している、極東の1投資家としては複雑な気分です。


最近は訪問していませんが、私の青春の思い出の一杯詰まった大好きなアメリカ。
アメリカ国民全ての皆さんが今の苦境を乗り越え、幸せな日々に戻られることを祈らずにおれません。