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バイデンリスクの後退

来年1月からバイデン民主党政権スタートします。


最も懸念されていたのは、民主党の中で勢力を増す左派が影響力を増し、重要閣僚ポストに就任するなどして、アメリカの経済政策が根本的に変質するリスクです。


幸いこれは杞憂に終わりそうで、サンダース、ウォーレン等の左派大物は閣外に追いやられています。


キーとなる財務長官は前FRB議長のイエレンさん。安定と安心の起用。ハト派なのが少し気にはなるものの、大きく外すことはないでしょう。手堅い経済運営を期待できます。




バイデン政権とは直接関係ありませんが、来年早々、ジョージア州で2名の上院議員の選挙が行われます。通常では極めて稀な事例。1名は補欠、1名は再選挙です。


もし、これで民主党が2名とも取れば、下院だけでなく、上院も民主党がマジョリティを取ることになるので、民主党の政策が簡単に通ることになり、経済を弱める各種規制の導入や無駄な財政支出など、米国経済を弱体化させ、結果的に米国株安、大幅なドル安に繋がる心配が残ります。


下馬評では民主党が2議席とも確保する可能性は低いようですが、選挙は終わって見なければわかりません。


万一の民主党2議席確保となれば、サプライズの株価急落もあるかもしれません。


逆に共和党が1議席でも確保できれば、当初懸念したバイデンリスクはほぼ去ると思います。




個人的意見です。投資は自己責任で。