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20年後の世界と長期積立投資

長期積立投資という言葉の定義が明確にあるわけではないでしょう。ただ一般的には最低でも10年。さらに20、30年と投資による資産形成を地道に継続してリタイア後の生活の糧とする、というのが一般的と思います。


このような長いタイムスパンにおいて、どの国が発展するとか、どの産業が隆盛し衰退するのか予想することは非常に困難です。





たとえば20年後の世界、経済はどうなっているのか?イメージすることは楽しいですが、人によってそれは異なり、専門家でさえなかなか統一見解は無いと思います。


今から20年前はどうだったか、20年前の時点から今を見たときどうかと、想像してみるのも面白いでしょう。


20年前アップルという会社は有りましたが、iphoneは影も形もありません。iphoneが世に出てスマートフォンが世界的に普及して10年足らずで我々のライフスタイルは激変しました。


アマゾン、フェースブック、ツイッター、ライン等の発展はスマホ無しには考えられません。


また国ごとの経済でいえば、20年前は未だ日本のGDPは中国と大きな差は無く、電気、電子等の日本のお家芸産業も国際的存在感を保っていました。


20年前にここまで日本経済が衰退し疲弊し、中国の経済が発展を続けると予想出来たでしょうか。





20年前の人々が全く想像すら出来なかった世界に私たちは住んでいる。そう考えると20年後には今の私たちの想像を絶する世の中になっている、と想定したほうが良さそうです。


通信でいえば5Gを過ぎて6Gへ。デジタルテクノロジーはAIの領域にに確実に入っているでしょう。


そのような時代はどのような社会か、人々の日常、仕事はどうなっているのか、今の私たちにはわかりません。


さらに活躍している企業はどこか、発展している国はどこか言い当てることは非常に困難です。


個人的には総合力で、やはりアメリカと中国ではないかとは思いますが、わかりません。





だからこそ、各産業の盛衰に左右されないインデックス株式、国の盛衰をリバランス可能な世界株式や国際的影響力を持つ米国主要企業の株式インデックスを選択することが合理的と思うのです。


さらにもっとリスク低減(ボラティリティ小)を求めるなら、株式だけでなく債券、コモディティ等も含めたマルチ資産インデックス投資という選択肢もあるでしょう。




20年後の世界に夢と希望を持ちつつ、着実に長期インデックス投資を続けていこうと思います。






個人的見解です。投資は自己責任で。