二兎は追えないのか
命か経済か。命(医療)を守るために経済をどこまで犠牲にできるか。
今年春の緊急事態宣言の頃、人の動きが止まり、感染は急速に収束したものの、経済は大打撃を被りました。
もうそれは無理、これ以上経済は持たないということで、経済を回しながら感染対策を続けて今が有ります。
連日テレビからは医療関係者や医師会からの悲鳴が。
経済は元気か、といえば株価は兎も角、観光、飲食、接客サービス業者の嘆きしか聞こえてきません。
特に地方は既に農業、製造業が衰退し、観光を核にしたエコシステムに大きく依存する経済構造で影響は深刻。
中央官庁や大企業ひしめく首都圏の方には、実感としてわからないでしょう。
東京キー局のマスコミからは、めちゃくちゃ批判されていますが、二階幹事長、菅総理、公明党がこのような地方の実情を慮って、支援頂いたことに、密かに感謝している地方の皆さまは少なくないと思います。
かといってgotoやれとか、医療崩壊しても構わないとか、首都圏の人も地方の人も誰も思っていないはずです。
経済と命。二兎は追えないのでしょうか、二律背反でしょうか、トレードオフの関係は必然でしょうか。
潤沢に財政出動出来るなら、休業補償と無利子・無担保融資、失業補償の拡充等して、一方で緊急事態宣言し、感染を抑えたうえで、経済を延命することは可能です。
しかし、これは財務省が頑なに拒否する。消費税減税さえしないのですから無理です。
つまり政府頼みで経済を救済しつつ、感染拡大は阻止は不可能。特に冬場は。
本当に悔しい情けないですが、国民一人一人が感染拡大しないように十分気を付けて、経済活動するしかないのです。
出来る人は全員テレワークしましょう。これはやればできるはず。
後、私が提唱したいのは、おひとり様消費。
1人で旅行に、食事に、飲みに行きましょう。
対策の行き届いた所でという条件ですが、たとえば短時間、一人で飲食して、延々会話しなければコロナをうつすことも、うつされることも無い筈です。
グループ、団体さんはお断り。この冬はおひとり様限定gotoとテレワークで経済を回しながら、コロナに打ち勝つことは出来ないでしょうか。
私は会社で会食厳禁なので、すでに可能な範囲で実践しています。
草の根レベルでも無いよりは救いがあるもの。
もしご賛同いただければ嬉しいです。