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トンネルの先の光

FEDチェアマンのパウエルさんが会見されました。


「来年のアメリカ経済はワクチンの効果により、上期(2021/6~12)は力強く成長する」、とのこと。心強いです。


一方でそれまでは厳しい状況が続くと警告。


For many Americans, that bridge is there and they're across it.
多くの国民にとって橋があり、それを渡るだろう。


But there's a group for which they don't have a bridge yet.
しかし渡る橋がまだ無い人達も居る。


パウエルさんはこういった表現を用いて、スモールビジネスや低所得者への財政支援の必要性を呼び掛けています。


FRBとして「これまでどおりアグレッシブな資産買取を継続、つまり超緩和を続けることは当然」、ということです。






昨日のブログで日本において、当面困っておられる業界、国民への強力な財政支援が必要と書きました。


先日発表された70兆円余りの財政措置を知らないわけではありません、真水部分は約30兆円で、コロナによる需給ギャップとほぼ同額であり、それは立派なのですが、これにはコロナ後の国土強靭化やIT化が多く含まれており、今現在で困っているビジネスや個人を救済するものは限定的です。


アメリカの財政出動についても未だ揉めているようです。バイデン政権が本格始動すれば、本格的財政支援がなされるでしょうが、パウエル議長が言われたように、そこまで待てずに橋を渡れない企業や人が出来るだけ出ないように願っています。


クリスマスシーズンです。恵まれた境遇に感謝し、不遇におかれている方に少なくとも思いをはせ、祈りたいと思います。