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米国景気急回復とインフレで長期金利はさらに上昇へ

注目のFOMCが終了。とりあえずは株式、債券共にネガティブな反応は無く、少なくとも短期的にはパウエル議長率いるFRBは上手く切り抜けたというところ。




しかしながら、火種は残っている。


前回、昨年12月のFOMCから景気見通しを大きく引き上げ。


2021年成長率
4.2% → 6.5%
2021年末失業率
5% → 4.5%


ロイターによれば最新の予想成長率6.5%は、1984以来の高成長だそう。


そして驚くことに年末のインフレ率予想は2.4%にもなるという。しかしその後は低下の見通しという、何かよくわからない、結論。




これだけ景気見通しは強含みにもかかわらず、超緩和路線の継続。2023年まで利上げはしないというメッセージも変わらない。


おそらく債券は徐々に売られて長期金利はじりじり上がるでしょう。


年末のインフレ率が2.4%で成長率が6.5%にもなるというのに、米国債10年物の利回りが1%あたりでウロウロなどあり得ない。むしろ2%をはるかに越えてオーバーシュートしかねない。


そうなったときにFRBはどういうメッセージと政策を取るか見もの。今から楽しみ。




長期金利が上昇すれば、ネガティブな影響を受ける銘柄が出てくるでしょう。高PER株を中心に調整局面に入ると思います。


実態経済はともかく、米国株価はこれまでのような一本調子の右肩上がりとはいかないと予想します。


個人的見解です。投資は自己責任です。