先週の予言？通り、４月早々S&P500が4000を突破しました。

今朝は米国だけでなく欧州株も全面高。VIXも17まで低下。さらに米国債10年物金利も下落と完全にリスクオンでした。

バイデン政権の２兆ドル追加予算案（国土強靭化、技術革新強化（対中国）、地球環境対応）が概ね好感されたということでしょう。これを実現するには増税とセットであり、簡単に進むわけではないので、長期的にどうなるかはわかりませんが、現時点でポジティブであるのは確か。

北半球は春真っただ中。いずこも日は益々長くなり、ワクチン接種は進み、フランスなどまた感染拡大ありながらも、出口はもうすぐそこまで来ていることは疑いありません。

実体経済は確実に良い方向にむかうでしょう。

しかしそれが株価上昇とイコールというわけでもありません。株価はアフターコロナを概ね織り込んでおり、これからはインフレ懸念による金利上昇に神経質な展開となる可能性はあります。

それにしても、米国経済、米国株価は強いです。

S&P500が2000を越えたのは2014年中ごろで3000越えは2019年7月ですから、1000ポイント上昇するのに約５年かかっています。

そして2021年4月はじめに4000に到達。3000からわずか１年と７か月ほどしか要していません。

いくら何でも年内5000とまでは思っていませんし、これから長期停滞しないとも限りません。

一方で、今後米国株価が永遠に下降するとは想像し難いでしょう。

S&P500はいずれ遅くとも数年先には必ず5000を突破しているはずです。

マンボウか何か知りませんが、日本国内は暗い閉塞感が横溢しています。

でも、S&P500インデックス長期投資家には無縁。

まさに春爛漫となりました。

投資は自己責任です。