報道によると：

★楽天三木谷氏、米CNNで東京五輪反対表明「自殺行為」と批判
★ソフトバンク孫氏、米CNBCで東京五輪開催を「自分も含め世界が恐れている」と発言

いずれもアメリカで絶大な影響力を持つ大手メディアで、日本を代表する起業家が東京オリンピック開催に反対表明したことは、意義深く勇気ある行動であると個人的には思います。

関西では１万人を超える方々が満足な医療も受けられず、自宅でコロナに苦しんでおられ、毎日多くの方が亡くなっています。

首都圏ではあまり報道されていないのか、意図的に隠されているのか知りませんが、この方達の救済が第一であり、オリンピック開催が何より優先事項、一丁目一番地となっている政府に激しい憤りを感じます。

ただ、数日前のブログで書いたように、このままいけばオリンピックは開催されるでしょう。

客観的に見て、緊急事態宣言継続により、いくら何でも７月頃には感染者は減少し医療にも余裕が出て、ワクチン接種も進み、７月中頃なら高齢者の半分ほどには完了していると思われるからです。

そうなればマスコミもこぞって世間はオリンピックムードが盛り上がるかもしれません。

政府はそれを見越して強気なのでしょう。

だからといって、今そこにある公衆衛生上の惨事、国民の命が蔑ろにされていることには納得できません。

１万歩譲って、開会式時点でコロナの事態が落ち着いているならオリンピック開催は仕方ないとしても、先ずは今困っている地域、病院を支援して医療体制を早急に正常化することに最優先で取り組んでいただきたいものです。