【米国経済】回復から過熱へ?
昨日のブログで米国経済はコロナショックからの病み上がりで、日にち薬が必要かもしれない、と書いたばかりで恐縮です。
昨日のISM非製造業指数とADP雇用統計が市場予想を上回り、今週の失業保険申請件数はコロナ後初の30万人台となっています。
思えば先日のISM製造業指数も続伸。
経済活動は順調に回復し雇用も着実に改善している状況が見えます。
明日はいよいよ公式の雇用統計発表。これはしばしばADP雇用統計と真逆の結果になること、先月は予想に反して不調だったこともあり予断を許しません。
しかし、予想以上の改善ならば、、、
さらに4月のCPIは4.2%という異常に高い数値でした。5月度のCPIは来週の発表。
FOMCは再来週。
そこでまた、高インフレ率の数字をたたき出したなら、、、
米国経済は回復を越えて過熱状態へ向かうのではないか。
インフレに拍車がかかるのではないか。
こういった憶測でテーパリング早期開始への流れが一気に強まる可能性が高まります。
既に長期金利は再上昇を始めています。
株価への影響はいかほどか?注目したいと思います。
投資は自己責任で。