FRBの次期議長は誰になるか、市場は超ハト派のブレイナード女史にベットしていたかのように、今朝の米国市場は金利高騰とNASDAQ大幅下落に終わりました。

少々株が下がろうと個人的にはパウエル議長再任大歓迎です。

もしブレイナードになって民主党の放漫バラマキ財政と金融過剰緩和のセットになっていたら。来年はバブルとインフレが同時に悪化しかねないところでした。

パウエルさんはゴリゴリのタカ派というわけでもありませんが、かつてトランプ大統領の理不尽パワハラに毅然と耐え、FRBの独立を守り抜き利下げを突っぱねたことが思い起こされます。

さらに、コロナ危機では迅速に異例、前例無き金融緩和を繰り出し危機的状況から早急に脱出させました。

パウエル議長の任期はあと４年。必要ならインフレに立ち向かい躊躇なく利上げしてくれるでしょう。それで株価が低迷し、高PERのハイテク株は一時下落するかもしれませんが、それは仕方ないことで正常に戻るだけです。

長い目で見れば、コロナ非常時から脱し、金融が正常化することでバブルではない健全な経済成長が始まると思います。

何でもかんでも上がるのではなく、競争力のない企業は淘汰され、有力企業が繁栄するのが本来の姿です。

あとは、来年の中間選挙で民主党上院が過半数を失えば、当分米国株は安泰でしょう。

投資は自己責任で。

財務省支配から日本経済を取り戻そう