【来週の米国株】タカが戻って来る
今週の米国株は金曜に大きく上げて終わりました。
GAFAMが総崩れ、さらにPCEもコアインフレの高止まりを確認する結果となり、週終わりは暴落かと身構えたものの、
真逆の結果に。長期金利も下がっていないというのに株高とは。
短期の値動きなど読めるものではないですが、売られ過ぎで割安感が出たのか、悪材料が出尽くしたのか、単に機関投資家がポジション調整したのか、いずれにしても先週あたりから、ダウを中心に強い地合いです。
要因の一つは、FRB幹部のハト派発言が続き、12月の利上げ幅が0.5%になるという期待が高まったことでしょう。
あとは決算が予想外に良く、リセッション懸念が減ったこと。
何か矛盾してますね。
来週は10月雇用統計発表とFOMCがあります。
これまでの流れから多分、雇用はタイトで賃金は高止まりしているでしょう。
FOMCにしても、依然として景気底堅く、インフレが高止まりしているのに、急にハト派に回帰するでしょうか。
このところのパウエルさんの発言からも、タカ派修正は時期尚早という印象を持ちます。
私はタカが戻ってきて、ハトは慌てて飛び立つのではと予想しています。
投資は自己責任で行いましょう。