ジャズ喫茶は令和の時代にも有る
私が学生の頃、昭和の終わりあたりは街に行くとジャズ喫茶というのが多くあったそうです。
あったそうです、というのは高校、大学の頃はジャズに興味はあまり無くて、ジャズが好きな友人にジャズ喫茶に偶に連れていかれて、「なんでこんな大音量で聴かなきゃならないのか」といった思い出しかないから。
段々と歳をとるにつれジャズのCDを買ったり、国内外のライブに出かけたりするようにはなりました。とは言ってもマニアという程ではなく、気が向いたら程度。
今でもジャズ喫茶の大音量はやはり苦手。それでも雰囲気は好きなので、コロナ後の最近は仕事が早く終わった日など、近くのジャズ喫茶を検索して、お茶したり、軽く飲んだりすることがあります。あまり大音量を浴びなくて済む、スピーカーから離れた席に座って。
令和の今でも探せば結構有るのに驚きます。お客さんもおじさんばかりではなく、若い人もいる。
最近行ったところで、一番良かったのは名古屋にあるジャズ喫茶バリレラというお店。
マンションの一室みたいなところで入り難いですが、マスターは風貌に似合わず優しい静かな方。こじんまりしたお店で落ち着き、何より選曲と音が良い。煩くないのです。
私にとっては長居してしまう唯一のジャズ喫茶かもしれない。
ところでジャズといえば、やっぱりアナログレコードで聴くのがお決まりだそうです。
レコードは高いし、プレーヤーでかけるのは面倒で、埃でパチパチいうし、家でレコードを聴くことは滅多にありません。
それでもレトロなレコードプレーヤーには憧れがあって、引退したら良いのを買おうかなと思って検索したら昔と全然違う。
冒頭の写真は最近出た超高級品で700万円!
アナログプレーヤーの雰囲気など全くない、旋盤か工作機器みたいな風貌。
タダでもいらんわ、と思いました。
個人の趣味なので買った方、欲しい方にはごめんなさい。
ジャズはいいよ。