最近はSNSでもニュースでも、つみたてNISAの記事をよく目にします。

それだけ皆さん関心が高いということで、それは投資に関心を持ち勉強することと同義なので、非常に良いことと思います。

たとえ少額であっても、恐らく最もハードルの低い、つみたてNISAを実際にやってみることで、どれだけ日本国民の経済や投資リテラシーが上がるか。

何でもそうですが身銭を切って実践しないと、何も身に付きませんから。

こういった観点からは、つみたてNISAがどのような形であれ、より良いものになるのは大歓迎です。

岸田内閣は資産倍増の目玉に、つみたてNISAの免税期間恒久化を掲げ、金融庁や税務当局と調整中。

最終的にどうなるかは未だ流動的。昔から首相並みの権限を持つと言われる自民党税調会長の意向が大きいでしょう。言わずと知れた大蔵省OBの宮沢さんが現在はその職にあります。

当然、宮沢氏は財務省の代弁者ですから、恒久化なんぞ易々と飲むわけありません。

なんだかんだと骨抜きを目論むはずです。

何より懸念するのは、NISA以外の金融所得課税強化。

これとセットならNISA拡充は大反対です。結局は国民負担が増えて増税になるだけ。

いっしょうけんめい働いて、リスクを取って投資している人が馬鹿をみるのです。

投資はつみたてNISAも同様に全て自己責任です。