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【新NISA】私の疑問は氷解しました


昨日のブログで新NISAについての疑問を書かせていただきましたが、他の方のブログや山崎元さんの会社四季報オンラインの記事を読ませていただいて、概ね解決いたしました。


1.現行NISAから新NISAへどう移行するか?


現行NISAが新NISAに完全に移行するのではないようです。現行NISAでこれまで投資した資産はそのまま、現行NISAのルールに基づいて運用されます。ただし新NISAが始まるどこかのタイミングで、現行NISAへの新たな入金は出来なくなるでしょう。なので現行NISAはそのルールに基づき期限まで放置して金融所得税の免税が得られます。


従って、現行NISA口座を持っている人は、これとは関係無く新たに新NISA口座を開設し、フルに新NISAの恩恵が得られるということです。


なかなかお得だと思います。




2.1800万円枠の考え方


これは山崎さんによれば、「利用枠上限の簿価管理」というルールで運用されるそうです。これだけ聞いても素人には何の事やらですので、同氏は例をあげておられ、100万円投資した投資信託が150万円に値上がりしているとして、この150万円分を換金して引き出した場合、投資した価格(簿価)のベースで「利用枠に100万円空きができた」とカウントされる。そうです。


簿価管理ということはそういう事かと納得の反面、このようなシンプルな事例ばかりではないので、どうなるのかと思いますが、それは金融機関のシステムが自動的に計算するということなのでしょう。自分で電卓をたたく必要は無いでしょう。




3.まとめ


私なりに何とか新NISAの全容が見えてきた気がします。まだ実施までに1年以上あるので、徐々に理解していけば良いと思います。


そして真の課題はこの新NISAを具体的にどう活用するかということ。


勿論、個人個人で最適解は異なりますが、この20%の金融所得税が未来永劫も免除されるという利点を最大限に生かす自分なりの解答を、これからじっくり見つけてゆきたいと思います。





投資は自己責任です。