【米国株】今度こそ大人しく静かにしていよう
今週の米国株も綺麗に上げて終了しました。CPIも難なくクリアできたし。
今年に入って初っ端いきなり下げて、一時はどうなるかと思ったのも束の間。1月も折り返し地点に差し掛かって好調を維持できています。
こうなるとこれまでの悲観論が無かったかのように、楽観的論調が増えているように感じます。
・企業業績は予想以上で、雇用も強い。リセッションが来るにしても大したことない。
・インフレは着実に抑え込まれている。ターミナルレートは5%以上にはならない。
・今年後半には利下げが必ずある。
このような見解は個々には当たるかもしれませんが、お互い矛盾したりします。
例えば、早期にかなり深刻なリセッションにでもならなければ年内利下げはないでしょう。ということはハードランディング。
利下げがないとしたら、インフレがなかなか収まっていないということで、株価の上値は抑えられるはず。
昨年は少し良い指標が出て株価上昇で浮かれていたら、FRBから何度も冷や水をぶっかけらっれて、そのたびに株価低迷するという苦い思いをしました。
FRBは楽観論が広まって株価が上がり、インフレが収まらないことを明らかに嫌がっています。
どう転んでも今年の米国株は盤石とばかりは言えません。そんな状況でまたFRBに株価を冷やされたら堪ったもんじゃない。
世の米国株投資家の皆様におかれては、浮かれず騒がず、静かにしてほしいと思います。
私もそうします。
出来るかな?
投資は自己責任です。