注目の１月度米国のＣＰＩは総合、コア共に事前予想を上回ってしまいました。

ただし僅かな上振れだったこと、以前と集計方法が少し変わって、数字が若干高めに出る可能性があったこともあって、比較的冷静に市場は見ているのか、株価への影響は僅かでした。

NASDAQ100は若干プラスになっているくらいなので、無事クリアと言ってもよいでしょう。

それでも私個人的には、コア、総合ともに改善向上度合いが前月比で悪化していることが気になります。

１月はクリスマスシーズンも終わって安売り期間。観光地もオフシーズンのはずなのに、なぜ上昇しているのか。

また、エネルギー価格も上昇しているようです。バイデン政権がパイプライン建設を邪魔していたり、民主党のエネルギー政策が重しになっていることは明らかでしょう。

いくらＦＲＢが金融引き締めを頑張っても、民主党のバラマキが継続し、自由な企業活動を阻害してばかりいては、ブレーキとアクセルを同時に踏むようなもの。

今のアメリカこそ消費を冷ます増税で景気を冷やしたり、失業給付を絞って労働者を増やすことが必要なはずです。

バイデン民主党は絶対やらない政策ですね。はやく民主党政権が終わってほしい。

今週末のPPI、来週にはPCE発表が控えていますが、それほど楽観的な結果が出るとは思えません。

金融引き締めのターミナルレートは上がる一方
利下げ時期は遠のく一方
なのでしょうか？

せっかく良いスタートを切った2023年の米国株でしたが、何か雲行き怪しくなってきたのかもしれません。

投資は自己責任です。