今週もやっと１週間終わりました。

米国株は、ぱっとしない１週間でした。今のところ２月は苦戦です。インフレの根強さ、根深さがあらためて意識され、金利の高騰が止まりません。

経済活動をコントロールするのは金融と財政です。

金融を担当するのは、言うまでもなくFRB。バイデン政権からのプレッシャーとFRB自身の見通しの甘さで、インフレの火に油を注いでしまったものの、遅ればせながら精いっぱいの引き締めで、インフレ猛火の消火にまい進しています。

一方の財政の責任はバイデン政権にあります。知る限りバイデン政権がインフレ抑止の財政緊縮に繋がる政策を明確かつ強力に打ち出してはいません。

逆にむしろインフレを助長するようなバラマキを放置しています。直近ではインフレ率を上回る年金増額を打ち出したようです。そんなことやっていたら、いくらFRBが引き締めで防戦しても、インフレは高止まりするでしょう。

目標のインフレ2%は程遠い。ソフトランディングではなく、最近はノーランディングとか言われているそうですが、そんな程度でインフレは収束しません。一度ガツンと景気腰折れてデフレにならないと、早期利下げは難しいでしょう。

大統領選が近づくにつれ、有権者に迎合するばら撒きは増えるでしょう。インフレはまだ年単位で続くのではと危惧します。そうなれば高金利も必然的に長期化し、株価はなかなか本格回復しない懸念があります。

No more バイデン民主党

とまあ、文句を言いながらも１週間頑張ったご褒美に、大好物のひれ酒を飲むわけですが、ふぐ屋さんではなく、大衆チェーン店でオーダーしたら（小ぶりな）ジョッキでひれ酒が出てきました。

初めての経験です。量が多すぎて酔っ払ってしまいました。

お酒は程々に、投資は自己責任で。