【米国株】インフレが高止まりしたら
昨日のブログでは、インフレは何か月か先には落ち着いてくるという楽観的見方もあるというお話でした。
そして今日は逆のことが起きてしまったらというお話。
私は株でトレードしているわけでなく、長期インデックスのガチホ投資なので原則的に関係はありません。
しかし新NISAというものが出てきて、来年から入金するので、新NISA枠を全て手持ちの現金で埋めるならば、株価はあまり上がって無い方が有利かもしれない。
一方で現金をある程度保持しておいて、特定口座を解約して新NISA口座に移すならどうだろうと考えてしまいます。どうなることでも無いんですけれど。
インフレが順調に収束するなら、ほぼ同時に不景気になると同義という考え方に立つと、早期の利下げが期待できることになるので、それは株価の後押しになります。
これはコロナ直後を思い出せばわかりますが、急激な金融緩和で経済の状態は悪いにもかかわらず、ハイテク株中心に金利敏感株が上がりました。コロナ後ほど極端にはならないでしょうが、リセッションは必ずしも株安とイコールとは限らないわけです。
これとは異なって、いくら金利を上げてもインフレは収まらず、なのに景気は悪い、失業者が増えるという可能性も無いわけではありません。スタグフレーションというやつです。
こうなるとやっかいで、金融引き締めは出来にくくなりますから、株価にはネガティブ。おまけに企業業績は悪化するので、これも株価下落要因となり株式市場は暴落する危険があり、回復に時間を要するでしょう。
インフレは収まらず景気も良いという今の様な状況が続けば、際限なく金利は上げざるを得ず、いつか株価はクラッシュするでしょう。不況も深刻になるかもしれない。
一般にエネルギー価格や原材料、食糧価格が安定していれば恐らくスタグフレーション可能性は低いので、現時点でこれらの価格は安定しているので、この状況が続けばスタグフレーションは回避できるとみています。
今からインフレ収まらず景気が過熱というのも考え難い、FRBが必死で火消しの最中なので、これも可能性は低いと思います。
わかりませんけどね。
なんか今日は徒然なるままに結論も無く書いてしまいました。
時間が無いので終わります。
冒頭の風景のように今はまだ寒々とした冬で、いつ春が来るか想像も出来ないというところでしょうか。
投資は自己責任です。