【OPEC】意外にリセッションは近い?【ISM】
昨日はOPECプラスの追加減産のニュースというサプライズで原油価格が急伸。
バレル100ドル越えか!といった声も出ているようです。
OPECの中心メンバーのサウジとバイデン民主党とは上手くいっていないので、嫌がらせかと思はなくもない反面、このところ原油価格は軟調であり、世界景気後退の懸念や、わずか1週間前までは金融危機まで警戒されていた状況下にあって、OPEC側が先手を打ってきたとも考えられます。
これからは冬も終わり需要減退期。これ以上の原油価格下落を避け、今年いっぱい価格維持するということは、彼らにとって真っ当な合理的行動です。
やはり米国景気、世界景気は弱含んでいるのかもしれません。これだけ利上げして景気がこれ以上良くなるわけもなく、中国の動向も不透明。
昨晩の3月度米国ISM製造業景況指数も、予想より悪く2020年3月以来の水準に落ち込んだようです。
今週末は雇用統計の発表もあります。今週末からイースターなので、株価への影響は休み明けになりますが、さらにリセッションの兆しが明らかになるかもしれません。
投資は自己責任です。