キレるおじさんは都会ゆえ
最近よく話題になる「キレるおじさん」。
お店で従業員さんに怒って、異常ともいえる過度なクレームつけるおじさんが多い。
カスハラおじさんとも言われます。
マスコミが取り上げているので、そこらじゅうに居そうですが、私はほとんど見たことがありません。
私もコンビニやお店に買い物に行ったり、外食したり人並みに、お客さん側になるし、おじさんではありますが、こういった場面でキレた記憶はありません。
最近は外国の方や、たいへんご高齢の方がお店で顧客対応しておられます。外国人が日本語を理解し臨機応変に客対応するというのは、非常に難しい。例えばコンビニのレジなど業務が多岐にわたり、日本人スタッフのヘルプがあるにせよ、よくできるなといつも感心してます。
自分が海外でコンビニの店員になることを想像してみると大変さがわかるのではないでしょうか。
なので少々コミュニケーションに拙いところはあっても怒る気にはならないし、むしろ日本人バイトさんよりずっと対応が良い人も多いんじゃないかと思うほどです。
それとは別に、仮に失礼な店員さんが居て、少しくらいイラついてもキレて怒鳴り散らすというのは、田舎ではあまりないのではないかと思います。
田舎は世界が狭く、だれがだれの親戚か友人かわかったものではありませんし、店で大声でも出そうものなら、近所のうわさになって、瞬く間に悪い評判になります。
わたしもそこそこの田舎、「トカイナカ」住まいなので少々不満なことはあっても、スルーします。おそらく大半の方がそうでしょう。
キレるおじさんというのは、主に大都会に分布(笑)しているのではないでしょうか。匿名性が高く、人との繋がりや関係性が希薄なので、キレても後々支障が無い。
都会のストレスもそれを助長するのかもしれません。
ちょっと偏見すぎましたかね。都会の人すみません。
ちなみに役所の失礼で非効率な対応や、満員電車での人の迷惑をお構いなしの無礼な人には、キレそうになることがあります。
本当にキレてしまったら損なので我慢しますけど。
京都国立博物館
東京に比べれば規模は小さいものの、展示されている銘品を鑑賞していると心落ち着き、キレることは減るのではないでしょうか。
京都駅からも近く、歩いても20分ほど。三十三間堂の近くです。