最強の国防は経済力強化
今年も終戦(敗戦)記念日が近づき第二次大戦関連ニュースが増えてきました。
戦争経験者から直接話しを聞けた最後の世代として、当時の日本の愚かな政治的、軍事的判断によって、多くの国民が苦しみ、諸外国にも迷惑をかけたか、改めて怒りを覚えます。
もちろん戦前日本が全て悪いと否定するわけではありません。欧米列強の帝国主義と人種偏見の中、我が国を必死に守り発展させようとした先人の努力には敬意しかありません。
しかし無条件降伏に追い込まれるまで、状況を悪化させた責任は当時の最高指導層にあります。日本は崩壊、解体の瀬戸際だったのです。
日本が同じ過ちを繰り返さない程に、我々は強く賢くなったのか?
呪文のように平和を唱えるだけで国は守れません。
逆に闇雲に軍事力強化し、国防費を増やしても小国日本の出来る事は限界があります。
軍事費が国民総生産の2%と言っても、円安と経済、先端技術衰退の2%では心許ない。
最高の国防は国力強化。日本が以前の経済力と技術力を取り戻す事なのです。
それでも日本を取り巻く多くの敵国に対する守りは十分ではありません。
同盟国との一層の連携、協力は当然として、政治、外交に於いてより狡猾で創造的なスタンスが求められるでしょう。
今の日本には無理ゲーですけど。
国にはもはや頼れないので、私は外国資産運用と、いざというとき日本脱出出来るように準備中です。