毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

【米国株】ジャクソンホール無事通過も、FRBはタカ派と思う

ジャクソンホールでのFRBパウエル議長のスピーチは無事終了。


スピーチの前日は米国株が大きく売り込まれ、長期金利が急騰していたので、いったい何が起こるのかと身構えました。


それでもスピーチの後は落ち着いた相場で、主要3指数は上げて今週終了。


一応は8月の山を越えた。この後はいつものように、9月のFOMCまで、PCE、CPI、PPI、雇用統計、etc. と続きます。もちろん無風とは限らない。




私が思うには、今回のパウエルさんのメッセージはサプライズとまでは言えないまでも、かなりタカ派トーンだったのではないでしょうか。なのに市場は比較的ニュートラルに受け止めて、9月の利上げ予想も低いままというのは、違和感があります。


"Additional evidence of persistently above-trend growth could put further progress on inflation at risk and could warrant further tightening of monetary policy."
パウエルさんは、慎重に 'could' を使っているものの、言ってることは、このままの状況なら利上げするぞ!ということです。


"Evidence that the tightness in the labor market is no longer easing could also call for a monetary policy response."
ここでもまた、'could' と控えめにしながらも、労働市場は非常にタイトなままじゃないか、こんな状況なら当然利上げだよな!と聞こえます。




9月ではなくても、その次の11月のFOMCで利上げの可能性は十分有ると考えています。今年最後の12月のFOMCはクリスマス直前なので野暮な利上げは無いでしょうから、年内やるなら11月が最有力。


市場はそこまでまだ折り込んでいませんね。ということは米国株も、年内もう一波乱あるかもしれません。



投資は自己責任です。