今朝の米国株は大きく上がっていました。

S&P500とNASDAQはMACDゴールデンクロス！

これは株価は底を打ち上昇に向かうというサインです。絶対確実というわけではないですけどね。

今朝、

なぜ株価が急上昇したかといえば、長期金利が急低下したから。

なぜ長期金利が低下したかといえば、JOLT求人件数が市場予想を大幅に下回って大きく低下したから。

JOLT求人件数とは：
JOLTS求人労働異動調査（JOLTS Job Openings）は米国の商業、工業、オフィスの求人情報を毎月掲載しています。
調査サンプルには、全50州とコロンビア特別区の約16,000社の米国企業が含まれており、小売業、産業界、建設業、鉱業業、運輸業、IT業、金融業、教育業、医薬品業など、アメリカ経済の大部分が代表されます。

大まかにいえば、アメリカ全体でどれくらい求人があるか、毎月知らべた結果ということです。今回は７月の数字が発表されたのですが、推移を調べてみると、今年４月以降着実に下がっています。

2023.4　10,103千件
2023.5　9,824千件
2023.6　9,582千件
2023.7　8,827千件

特に今回の下げは大きいものでした。雇用統計では依然労働需給がタイトというデーターが出続け、時給も高止まりしていますが、求人件数は着実に減少しているのは事実です。

今週末には雇用統計発表です。今日のJOLT求人数の大幅低下を裏付けするように、労働市場の大幅緩和を示すデータが出れば、長期金利はさらに低下し、株価上昇も期待できるかもしれません。

投資は自己責任です。