毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

eMAXIS Slim 米国株式S&P500 積立ての岐路

今年の6月17日から今日まで、SBI 証券さんで、eMAXIS Slim米国株式 S&P500の毎日積立を続けています。基本はドルコスト平均法 のメリットを活用した積立てですが、原資となるキャッシュは少額ながらある程度有るので、毎日積立てという原則を守りつつ、米国株安、円高の際は積立額を増やすことで、より有利な運用を狙ってきました。


積立て開始時点の認識としては、近く米国株は調整が入る筈であり、その時はアメリカの金利が低下し、リスクオフと相まって円高になる。そのタイミングで一気に積立て額を増やして、長期積立ての複利効果を最大限に発揮できる。というものでした。


その後、8~9月頃はアメリカの景気について暫し弱気論が台頭し、株価調整、円高になり、最高70000 円/日まで積立て増額しましたが、その後の米中関係の好転、底堅いアメリカ経済指標に支えられ、円安と株高が継続。このところずっと25000 円/日に積立減額しています。


欧州、中国、日本、中南米など、世界を見渡すと景気は楽観的とは言えません。それでも消費が経済の7割以上であり、資源、食料も時給できる、ある意味で自己完結しているアメリカ経済のリセッション不安は消え去り、リスクオン一色、米国株は連日高値です。


この状況は私の目論みとは真逆の方向になっており、これからの積立をどうしていこうか、このところずっと悩んでいるわけです。


1.従来通りの方針で逆張り積立を継続


米国株は今こそ好調ですが、米中交渉第一段階の結果が判明すれば材料出尽くし。その後世界経済の低迷や来年の大統領選への懸念など、悲観ムードからリスクオフ。早ければ来年中、遅くとも1〜2年以内には株価大幅調整の可能性大と見て、今後の相場過熱の際には、積立額減額して余資を十分に確保して相場下落時の積立増額に備える。


(メリット)


・高値買いのリスクを回避


・相場下落時のため潤沢に資金確保


(デメリット)


・株価が小さな波を繰り返しながらも、今後長期にわたり右肩上がりを続けた場合の機会損失大(複利効果の減)



2.順張りで積立増額


今後若干調整はあっても、中長期的に米国株は右肩上がりが継続することは確実と想定。複利効果を最大限発揮するため、早い段階で積立増額しておく。


(メリット)


・株価上昇のメリットを十分に享受


・株価上昇の際の機会損失回避


(デメリット)


・株価暴落時には含み損が大きく、追加投資資金も減少



◎結論


結論なんか出るわけありませね。誰も未来の相場など予想できないのですから。当たり前ですが、正解などないのです。ただ、リスク回避をより選好するか、リスク覚悟で資産拡大を追求するかの判断は可能です。例えば私が20〜30代ならば、余裕資金は全て投入し、20〜40年後の資産極大化を狙いますが、私の場合の積立目安は20年以内(あくまで目安です。年金生活以降は適宜出金しながら維持予定)なので、リスク回避をより重視したいと思います。迷うところではありますが、当面相場が実態経済を越えて強気のうちは、大きく積立額増やさず安全運転でゆきたいと思います。


でも、急に気が変わるかもしれません(爆)その際はあしからず。



投資は自己責任でお願いします。