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【米国株】リセッションは何処へ行った

CPI(消費者物価指数)とPPI(生産者物価指数)が注目された今週でした。結果は概ねどちらも高止まりかやや下降。全体的にはガソリンが上昇している影響で期待外れのインフレ上昇。ただしコアの方は何とか踏みとどまった。


なんとも後味の悪い結果でした。原油価格は上がり続けていて、先行きインフレ懸念は無くなっていません。


にもかかわらず来週のFOMCで利上げは無い(と市場はほぼ結論づけている)。次々回のFOMCでも利上げの予想は5割に遥かに届かず、可能性はむしろ下がる基調にあります。




ところで、年初来あれほど懸念されていたリセッションはいったい何処に行ったのでしょう。


これまでの企業決算は非常に好調。先を見ても景況感は良く、雇用は強いままです。あきらかに景気が悪化している、失業者が増え始めたという兆しは全くありません。


この状況でインフレが何とか抑え込まれているというのは、ある意味理想的なのかもしれません。日本と違って賃金の上昇が何とか物価上昇を上回っているそうですから、失業の心配が全く無いアメリカの労働者にすればハッピーなのでしょう。




これがいつまで続くのか。中国が足を引っ張ってアメリカや世界の景気が下降するのか。でもそれってインフレ圧力が減退するということで、悪いことばかりではない。


来年は大統領選挙の年なので、景気が急降下するようなことはしないでしょうし、かと言ってFRBがインフレ退治の手をそう簡単に緩めるとも思われない。


意外に来年も今年と似たような状況が続くのかもしれません。だとすればリセッションは再来年?


株価はどうなる?





全くわからないです。今まで通り堅実に外国株長期インデックス投資を続けます。


でも、この超円安で新NISAは何に投資しようか、困ったなあ。


投資は自己責任です。