円安が止まりません。為替レートは相手のある事なので、日本だけが悪い訳では無いものの、ここまで酷い円安に手を打たないのは疑問。

以前のブログでも触れました、円の実質実効為替レート。これはガチで円の実力（購買力）がどれだけか示す指数です。何と1970年以来の史上最低なのです。

日本円が1ドル360円の時代にも劣るほど弱いのです。

円安は輸出に有利と言いますが、日本はエネルギー、原材料、食糧など輸入に頼っており、適度な円安ならともかく、過度ならば悪影響が大きい。

最近は円安はインバウンドに有利で、円安歓迎と言う人が居ますが冗談じゃ無い。

過去最高のインバウンド旅行者が来た2019年のドル円レートは110円前後。

その時ですら、外国人は日本は安い安いと言って爆買い、爆食してましたよね。

何も円高に是が非でもせよと過激な事を主張しているのではありません。

日本で可能な範囲内で異常な円安を少し止めませんか、と思います。

それには原則禁じ手、一時的な効果しかない為替介入ではなく、日銀が少しずつ金融正常化することが必須。

YCCの方は徐々に撤廃に向かっているので良いとして、マイナス金利を一刻も早く止めるべき。

日本は人手不足で景気も強く、少しの利上げなら影響はないです。それによって円高となり、実質的に可処分所得が増えて、消費が増えるメリットの方が遥かに大きいはずです。

超円安不況、日本円が紙屑になり、一層日本人の貧困化が進む前に手を打って欲しい。

先日の休みにワイハに行ってきました。

嘘。日本の某海辺です。でも暑くて椰子の葉を見ていたら、一瞬ワイキキ気分になりました。